ルチン

ルチンとは、ソバポリフェノールに含まれているフラボノイドの一種です。
ルチン(rutin)も、ヘスペリジンなどと同じビタミン様物質で、ビタミンPとも呼ばれる酸化防止作用を持つ抗酸化物質です。 ルチンは、蕎麦の実に特有に含まれ、活性酸素を除去する抗酸化性を有しているポリフェノール成分であり、 ケルセチンに糖のルチノース(グルコース+ラムノース)が結合したフラボノイド配糖体の抗酸化物質です。

韃靼蕎麦(だったんそば)には、普通蕎麦の約100倍も多く、ルチンが含まれます。 それは、韃靼蕎麦(だったんそば)の実は、結実が遅く、その間太陽の紫外線をあびるため、余分に抗酸化成分が生産されるからです。 蕎麦以外に、ルチンが含まれる食品としては、トマトやアスパラガスに多く含まれ、レバー、米、小麦胚芽、無精製の穀類などがあります。

ルチンのポリフェノールには、抗酸化性に加えて、血圧降下作用や糖尿病予防の効果があるとされています。 ルチンには、ビタミンCの吸収を助ける働きがあり、毛細血管の透過性を保ち、血管がもろくなるのを防ぎます。 また、ルチンには、血圧を下げる作用があるため、血管補強剤や毛細血管の止血剤として高血圧、 脳出血、血圧異常など出血性の疾患に使われ、循環器疾患を予防する成分として注目されています。

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