ケルセチン
ケルセチンとは、抗酸化作用が高いフラボノイドで、中でもフラボノールに分類されるポリフェノール化合物の一種です。
ケルセチン(quercetin)も、ルチンなどと同じビタミン様物質で、ビタミンPとも呼ばれています。
ケルセチンの同類に、ケンフェロール、ミリセチンなどがあり、ケルセチンは通常、配糖体のルチンとして存在することが多いです。
ケルセチンは、特にタマネギに多く含まれ、ホウレン草、ケール、パセリなどに含まれています。
強い抗酸化作用を持つケルセチンは、LDLコレステロールの酸化を抑制することで動脈硬化を防ぐ作用のあることが知られています。
また、ケルセチンは、ビタミンCの吸収を助ける役割があり、肝臓に含まれている脂肪の燃焼・排出を促進する作用、
消化管で脂肪と結合し脂肪の吸収を抑制する作用など、脂肪の吸収を抑制する効果があります。
その他、ケルセチンには、花粉症の炎症を抑える効果やアレルギーを抑制する作用があり、
ドイツでは坑ヒスタミン剤(医薬品・配合カプセル剤)として、ケルセチンはアトピー患者に使用されています。
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