オロット酸
オロット酸とは、「オロト酸」「オロチン酸」とも呼ばれています。
オロット酸（orotic acid）は、「ビタミンＢ１３」とされていますが、ビタミンの定義に当てはまらない水溶性の物質で、水溶性ビタミン様物質に分類されています。
オロット酸は体内では、ピリミジンヌクレオチドの生合成において、カルバモイルリン酸とアスパラギン酸が合成することでつくられます。
オロット酸は、葉酸とビタミンＢ１２（シアノコバラミン）の代謝を助け、肝臓障害や老化を予防する働きがあります。
また、オロット酸は乳酸菌の発育因子としても知られています。
オロット酸を含む食品は、サツマイモ、ジャガイモ、ニンジンやゴボウなどの根菜類、小麦胚芽やビール酵母などにもオロット酸は含まれています。
脂溶性ビタミン
水溶性ビタミン
ビタミン様物質
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