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緑茶エキス食品

緑茶エキス食品とは、JHFAマークの認定機関である「財団法人 日本健康・栄養食品協会」(JHNFA)が、 安全性などの一定の基準を設けている健康補助食品のひとつです。 緑茶は煎茶などの形で、緑茶葉の浸出液を飲むことが基本ですが、お茶に溶け出す成分である、 ビタミンC、カフェイン、カテキン、アミノ酸などは、1回お茶を出した時は約40%、2回の時は20%程度が茶殻の中に残っています。

その他、残った緑茶の茶殻の中には、不溶性成分であるビタミンA、ビタミンE、ミネラル、脂質、食物繊維も多く含まれています。 緑茶の茶殻の粉末には、食物繊維の含有量が多く、それが腸の蠕動を促進して有害菌の抑制、中性脂肪の吸着、 ナトリウム排泄など、多様な効能があり、ビタミンC、ビタミンE、β-カロテンなどの抗酸化作用もあります。

「緑茶エキス食品」には、(財)日本健康栄養食品協会による「緑茶エキス加工食品規格基準」(1998年7月公示)があります。

【 緑茶エキス加工食品規格基準(抜粋) 】
定義:緑茶より水または含水エタノールで抽出・精製した抽出物で、 緑茶ポリフェノール(カテキン換算)を20%以上含有するものを「緑茶エキス」といい、 これを重量割合で50%以上含有するものを「緑茶エキス加工食品」、10%〜50%のものを「緑茶エキス含有食品」という。

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