リングフィッシュ
リングフィッシュとは、北大西洋の深海２０００ｍに生息する、体長が２ｍ以上にもなるタラ科の食用魚です。
深海２０００ｍの海は、酸素が希薄で水温も低く光の届かない暗闇です。
リングフィッシュの棲む深海は、光合成が行える深度（２００ｍ）をはるかに超えていますので、
大腸菌などの一般細菌や、陸から溶け出した有害物質にも汚染されていない清浄な領域です。
リングフィッシュは、深海という過酷な環境に生息しているため、高ストレスの極限環境から身を守るため、体内で特異な自己発酵物を産生します。
リングフィッシュは、摂取したプランクトンによって不飽和脂肪酸を体内で合成することができる特殊な代謝システムが備わっています。
そのため、リングフィッシュはリポタンパク質の状態で、体内に吸収されやすい多価不飽和脂肪酸を多く含むほか、
天然のアミノ酸でキレートされた抗酸化錯体（セレンやビタミンＥ複合体）、各種ペプチド
（酵素系ペプチド群、下垂体刺激性視床下部ホルモンの前駆体と類似したペプチド、脳内のニューロンペプチド、アンジオテンシン転換酵素の阻害ペプチド）
を含んでいます。
深海という極めて綺麗で過酷な環境に生息しているリングフィッシュの、内臓、頭部、骨などを使い、
リングフィッシュ自身の持つ酵素を使い加水分解することで調整したものが「リングフィッシュ自己発酵エキス」です。
フランスで行われた臨床試験では、リングフィッシュ自己発酵エキスは頚動脈厚を改善することが認められて、
２００１年に大阪で行われた第５回国際循環器予防学会で報告されました。
また、パリ大学やフランスの病院で行われて臨床研究では、
リングフィッシュ自己発酵エキスは肥満患者の栄養学的なバランスを維持しながら筋肉量を保持して脂肪の量を減らす。という減量効果のデータも得られています。
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