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羅布麻

羅布麻とは、中国・吉林省以南の江蘇、安徽、西方の内モンゴル、陜西、甘粛、新疆などに自生しているキョウチクトウ科の宿根草です。 羅布麻(ラフマ)は、繊維質に富んで麻のように用いられてきたことから、野麻、沢漆麻など、羅布麻(ラフマ)には各地で多くの異名があります。 また、古くから羅布麻(ラフマ)の葉は、茶として愛飲され親しまれてきました。

羅布麻(ラフマ)は、文献的には『救荒本草』(1406年)に、沢漆の名で記載されており、 若葉を摘んで蒸してから乾燥させたものを煎じると、茶として美味しく飲めることが紹介されています。 このように羅布麻(ラフマ)は繊維と代用茶として伝統的に用いられ、1952年に主生育地の羅布高原に因んで「羅布麻(ラフマ)」と命名されました。

羅布麻(ラフマ)は、この2つの用途が日本へも伝えられることとなりましたが、 最初は「薬草の効果を持つ布」として、羅布麻(ラフマ)と綿の混紡布でつくった枕カバーやパジャマが評判となりました。 一方、羅布麻(ラフマ)の葉を用いた茶は「羅布麻茶(ラフマ茶)」と呼ばれ、ウーロン茶に似た薄甘い味わいで口当たりがよく、 日本では「燕龍茶(ヤンロン茶)」とも呼ばれ、羅布麻(ラフマ)エキスの顆粒タイプの製品も登場しています。

羅布麻(ラフマ)について『中国薬典』(1985年版)には、 「解熱利尿、肝臓を鎮め、精神を安らかにさせ、高血圧、めまい、動悸、失眠に用いる」と記載されています。 また、羅布麻(ラフマ)は、中国における研究では、ルチン、カテキン、アントラキノン、グルタミン酸、アラニン、バリン、塩化カリウムなどの他、 多様なフラボノイド、フェノール物質、多糖体が確認されています。

羅布麻茶(ラフマ茶)の薬理効果
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