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ルテオリン

ルテオリンとは、植物の黄色い色素成分のポリフェノール・フラボノイド類です。 ルテオリン(luteolin)は、フラボノイド類のフラボン類に分類される化学構造式をしています。 ルテオリンを含む植物は、エゴマ、シソ、春菊、ピーマン、ミント、ローズマリー、カモミールなどです。

植物に含まれるルテオリンの多くは、消化吸収しにくい配糖体(グリコシド)の形で存在しています。 ですが、エゴマとシソの実に含まれるルテオリンは、配糖体の糖と結合していない構造(アグリコン)のルテオリンを含むため、 吸収が良く効果が損なわれにくくなっています。

また、エゴマとシソの実に含まれるルテオリンには、ロイコトリエンの生成を触媒している「アラキドン酸リポキシゲナーゼ」の働きを阻害する作用があります。 ロイコトリエンとは、ヒスタミンと同様にアレルギー反応により体内で生成される化学物質です。

ルテオリンには、フラボノイド類が持つ抗酸化作用や抗炎症作用、抗アレルギー作用、毛細血管の強化作用などの生理作用を有しています。 その他、ルテオリンは、肝臓の解毒作用の促進効果、免疫力の強化作用もあるといわれています。

菊の頭花を乾燥させた生薬の「菊花(キクカ)」は、主要成分としてルテオリンを含み、解熱、解毒、消炎作用があります。 その他、鎮痛薬として感冒、頭痛、めまい、眼の充血を治す処方に配合され、清熱薬として釣藤散などの漢方薬にも配合されています。

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