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リポタンパク質

リポタンパク質とは、脂質(コレステロール、中性脂肪(トリグリセリド)、リン脂質)と、 タンパク質(アポタンパク)と結合した複合タンパク質です。 リポタンパク質(lipoprotein)は、組成によって比重の差や密度、粒子の大きさが異なり、5種類のリポタンパク質に分けられます。

リポタンパク質は比重の低い(軽い)順番に、「カイロミクロン」、「超低比重リポタンパク(VLDL)」、「中間比重リポタンパク(IDL)」、 「低比重リポタンパク(LDL)」、「高比重リポタンパク(HDL)」の5種類のリポタンパク質に分けられます。

「カイロミクロン」とは、小腸から吸収された外因性(食事由来)の中性脂肪(トリグリセリド)が主成分(約90%)で、 リンパ管を通って静脈内に入り、肝臓や筋肉、脂肪細胞などの組織に運ばれます。 「超低比重リポタンパク(VLDL)」とは、肝臓で作られた脂質(主に中性脂肪(トリグリセリド)、コレステロール)を、 脂肪細胞や筋肉、末梢組織まで運搬するリポタンパクです。

「中間比重リポタンパク(IDL)」とは、超低比重リポタンパク(VLDL)レムナント(中間体)の一部で、 中間比重リポタンパク(IDL)に含まれる、アポタンパクのアポEを介して(レムナントレセプターにより)肝臓に取り込まれ、 肝性トリグリセリドリパーゼ(HTGL)により分解され、低比重リポタンパク(LDL)になります。

「低比重リポタンパク(LDL)」とは、超低比重リポタンパク(VLDL)がリポ蛋白リパーゼにより分解され変化し、 肝臓で作られたコレステロールを体内の細胞への運搬するリポタンパクです。 低比重リポタンパク(LDL)は、コレステロールを最も多く含み、血液中に増えすぎると血管壁の細胞内に蓄積して、 動脈硬化、血栓症(心筋梗塞、脳梗塞など)を引き起こす原因となります。 その為、低比重リポタンパク(LDL)は、悪玉コレステロールと呼ばれています。

「高比重リポタンパク(HDL)」とは、体中の細胞組織で使いきれずに余分なコレステロールを、細胞組織や血液中から回収して肝臓へ運搬するリポタンパクで、 コレステロールを細胞組織や血液中から減らすことで動脈硬化の予防・改善につながるため、高比重リポタンパク(HDL)は、善玉コレステロールと呼ばれています。

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