ラクトフェリン

ラクトフェリンとは、ほとんどの哺乳動物の乳(ミルク)に含まれている、多機能タンパク質です。 また、ラクトフェリンは糖タンパク質の一種で、赤い色をしていたことから、古くは"赤いタンパク質"と呼ばれていた。

ラクトフェリンは、抵抗力の弱い乳児を、細菌やウィルスから防御する役割をしているため、 最も多く含まれるのは、初乳(出産後3日以内の母乳)である。
その量は、母乳中の0.8%〜1%を占めるといわれている。

ラクトフェリンは、乳汁のほか唾液や涙、血清中にも極微量含まれ、人乳には牛乳の約10倍のラクトフェリンが含まれている。

ラクトフェリンには、強い抗菌作用があり、全体として抵抗力を高める効果をもたらすとされている。 また、鉄と結合する性質があり、鉄分の吸収を促進するため、貧血にも効果があるとされる。

しかし、ラクトフェリンは熱に弱いため、加熱殺菌される市販の牛乳では、ほとんどが壊れて極微量しか残っていません。 そのため、主に牛乳からラクトフェリンを抽出して、ラクトフェリンの錠剤が多く作られていている。

ラクトフェリンの作用
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