ラクチトール

ラクチトールとは、ラクトース(乳糖)のグルコース基が還元された糖アルコールで、 ラクトースを高圧水素添加により還元して製造される。
また、ラクチトールは還元乳糖ともいう。

ラクチトールは砂糖に似た結晶性粉末で、吸湿牲が小さく溶解性がよい。
甘味度はショ糖の半分以下。難消化性、非う蝕性があり、血糖値の上昇を抑える作用が認められている。

ラクチトールは、結合水2分子を含む2水和物、1分子を含む1水和物および無水物があり、水分量はそれぞれ約10%、約5%、1%以下である。

ラクチトールは、水に溶かせば甘妹質などの特性は同じだが、融点は異なり、 2水和物で70℃〜72℃、1水和物では96℃〜99℃、無水物は145℃〜149℃である。

ラクチトールの特徴
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