緑茶

緑茶は古くから、健胃・解毒・虫歯予防・利尿・眠気覚ましといった多くの効能が知られている。 また緑茶には、さまざまなポリフェノール化合物が含まれているが、 緑茶の渋味・苦味成分のカテキン類は、茶の中では緑茶に最も多く含まれている。

紅茶やウーロン茶は、発酵過程でカテキン類は約半分になる。
しかし、緑茶のカテキン類は、茶葉の種類によって異なるが、乾燥葉重量の8%〜15%含まれている。 そのカテキン類の約半量は、エピガロカテキンガレートだが、このほかエピガロカテキン、エピカテキンガレート、 エピカテキン、ガロカテキン、カテキンなどが認められている。

茶カテキンの効能は、発ガン抑制、動脈硬化予防、脂肪代謝異常の抑制など、 数多くが報告されているが、特に茶カテキンの抗酸化作用(活性酸素消去作用)が注目されている。 活性酸素は、白内障やアトピー性皮膚炎の発症、DNAを損傷し細胞のガン化の引き金になるなどの重大な弊害を生むが、 緑茶カテキンは、代表的な抗酸化物質であるビタミンEに比して、約50倍の活性酸素消去力があるとされている。

日常で使われている化学製品から出る「内分泌かく乱物質(環境ホルモン)」は、 体内で性ホルモンの受容体と結びついて、人体に有害な働きをするといわれている。

緑茶カテキン類は、女性ホルモン受容体と結合する性質があるため、 「内分泌かく乱物質」の結合を邪魔し、結果的に「内分泌かく乱物質(環境ホルモン)」の働きを防ぐことになる。 女性ホルモン受容体と結合するカテキン類は、エピカテキンガレート、ガロカテキンガレート、 エピガロカテキンガレート、カテキンガレートなどが挙げられている。

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