リン酸カルシウム

リン酸カルシウムとは、リン酸とカルシウムが結びついた物質で、 人間の体内には、1.9kg〜2.4kg〜2.4kgのリン酸カルシウムが含有されています。

また、リン酸カルシウムは、リン酸(H3PO4)とカルシウム(Ca)とが化学的に結びついた物質で、 動植物の細胞組織、器管等の中にあって、生物の生命体維持にかかわり、その種類に応じて、多少用途が変わってくる物質です。

リン酸カルシウムを主成分とした、代表的なものに「歯」があります。
歯がカルシウムからできているのは、よく知られている事ですが、正確に言えばリン酸カルシウムからできています。

リン酸カルシウムは、その結合の仕方に応じて、3種類に大別することができます。 リン酸の持つ三個の水素原子(H)と、カルシウムがそれぞれ置換されて、3種類の異なったリン酸塩となります。


・第一リン酸カルシウム Ca(H2PO42
水素原子一個がカルシウムと置換った場合。
用途としては、バイオ薬剤やベーキングパウダー、発泡樹脂膨張剤などがあげられます。

・第二リン酸カルシウム CaHPO4
水素原子二個がカルシウムとおき換った場合。
用途としては、医薬品や歯磨き粉、ガラス原料などがあげられます。

・第三リン酸カルシウム Ca3(PO42
水素原子三個がカルシウムとおき換った場合。
用途としては、合成樹脂の添加剤や消火器剤などがあげられます。

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