雪姫茸
雪姫茸とは、セリ科の阿魏の根茎に新種の菌糸を植え付けて栽培されるキノコで、
日本では純白の雪のように白いことから「雪姫茸(ゆきひめたけ)」と呼ばれています。
雪姫茸(ゆきひめたけ)は春に育ち、表面は光沢があり、肉は白色をしています。
雪姫茸(ゆきひめたけ)の茎の長さは2cm〜6cm、太さは1cm〜3.5cmほどで、傘の直径が5cm〜15cmの扁半球形で裏側は扇形をしています。
雪姫茸(ゆきひめたけ)は肉質が厚く、食感が鮑(あわび)と似ていることから「陸のあわび」、「山のあわび」とも言われ、鮑茸(あわびたけ)とも呼ばれています。
その他、雪姫茸(ゆきひめたけ)は、白霊茸(はくれいたけ)、雪嶺茸(ゆきれいたけ)とも呼ばれています。
雪姫茸(ゆきひめたけ)の原産地の中国では、鮑魚磨iパオユイグウ)、白霊磨iバイリング)と呼ばれ、高級な薬膳食材として珍重され中華料理に良く使われます。
また、雪姫茸(ゆきひめたけ)は香りがよく、柔らかで栄養価が高く、食物繊維、ビタミン、ミネラル、β-グルカンを多く含むことから、
健康料理としても広く使われています。
雪姫茸(ゆきひめたけ)は、100g中に約23.7mgとアガリクス以上に豊富なβ-グルカンを含み、抗酸化作用や抗ガン活性、免疫力を高める優れた効果があります。
β-グルカンは、キノコ類に多く含まれ、抗腫瘍活性が認められることから“抗ガンキノコ”の主要成分として期待され、
健康維持に役立つ成分として注目されています。
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