やまのいも

やまのいも(山の芋)とは、本州から四国・九州および、朝鮮・中国に分布するツル植物です。 植物学上で言うヤマノイモ科は、被子植物門・単子葉植物綱・ヤマノイモ目に属し、熱帯及び暖温帯に分布する植物が含まれます。 やまのいも(山の芋)の花は、7月から8月にかけて咲き、無性芽であるムカゴで無性的に繁殖します。 ムカゴは、やまのいも(山の芋)の葉の脇に付く珠芽で、これを地面に植えると発芽して新しいイモを作ります。

山芋(ヤマイモ)は、ヤマノイモ科の蔓性植物で、自然薯(ジネンジョ)、大薯(ダイショ)、やまのいも(山の芋)の3種類を含む総称です。 自然薯(ジネンジョ)は日本原産で、食用とする担根体(茎と根のつけ根部分が肥大したもの)を地中に深く直下させます。 大薯(ダイショ)は、熱帯や亜熱帯に自生する種類で、日本では沖縄や南九州に多くあり、担根体は、扇形、棒状、塊状、紡錘形などさまざまです。

やまのいも(山の芋)は中国原産で、日本でも古くから栽培され、寒さにも強く、東北・北海道でも栽培されています。 やまのいも(山の芋)は品種により、長芋(ナガイモ)、銀杏芋(イチョウイモ)、大和芋(ヤマトイモ)に分けられ、 市場に出回るものは、この3種がほとんどです。

やまのいも(山の芋)の中で、粘性やデンプンの含有量は、銀杏芋(イチョウイモ)、大和芋(ヤマトイモ)が勝り、 細長い棒状の長芋(ナガイモ)は水っぽく、内容物がやや薄いです。 含有されているデンプンは、過熱しなくとも消化吸収されやすいα-化デンプンです。

また、やまのいも(山の芋)のいずれの品種も、糖質とタンパク質に富み、デンプン分解酵素のジアスターゼは大根の3倍、ほかに尿素分解酵素やサポニン、 粘液質のムチン(タンパク質の吸収に有効)も含まれ、滋養強壮・強精・老化防止に効果があるとされています。

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