有機ゲルマニウム
ゲルマニウムは、金属と非金属の中間に位置する半導体元素で、元素記号は「Ge」で、典型的な半導体物質です。
1886年にドイツのウインクラー博士が、この元素「ゲルマニウム」を発見しました。
ゲルマニウムには、『有機ゲルマニウム』と『無機ゲルマニウム(二酸化ゲルマニウム)』の2種類があり、この2つは全く異なるものです。
地球の地殻に広く分布し、石炭などの鉱物に多く含まれるのが『無機ゲルマニウム(二酸化ゲルマニウム)』で、
植物や温泉、鉱泉、ミネラルウォーターなどに多く含まれるのが『有機ゲルマニウム』だと言われています。
『無機ゲルマニウム(二酸化ゲルマニウム)』は、発見から20世紀半ばまでは、その特性がトランジスタやダイオードに利用され、
主にエレクトロニクスの分野で活用されていました。
『無機ゲルマニウム(二酸化ゲルマニウム)』は、人が摂取する場合、水溶性や毒性に問題があることがわかっています。
そこで、人に無害な形でゲルマニウムの有効性を発揮できるものとして、1967年、浅井一彦博士が所長を務めていた石炭総合研究所において、
人工的に水溶性で安全な『有機ゲルマニウム』をつくることに成功しました。
『有機ゲルマニウム』には、活性酸素を安全な化合物に変える性質や、血管の働きを正常にする力があることなど、
水に溶けるとイオン化してマイナスイオンとなることもわかっています。
注意点としては、『無機ゲルマニウム(二酸化ゲルマニウム)』には毒性があり、また『有機ゲルマニウム』の化合物でも、
厳格な安全性試験によって、『有機ゲルマニウム』の安全性が保証されたものを使うべきであるとされています。
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