ミオシン

ミオシンとは、筋肉を構成するタンパク質の一つで、筋肉に含まれる「モータータンパク」の一種です。
また、ミオシンはアクチンを制御するタンパク質でもあります。

ミオシン(myosin)は、アクチンと共に筋原線維(筋線維内に多数縦走する円筒状の微細構造)の主要な構成要素で、 ミオシンは筋細胞内で多数寄り集まってフィラメント(筋節の構成要素)を形成し、 そのまわりを取り囲むアクチンと相互作用することによって、筋肉としての収縮動作を行います。

ミオシンには、「relax状態(state)」と「contraction状態」と呼ばれるふたつの状態が存在し、「contraction状態」のときにATPを消費します。

ATPは、エネルギーを出すための燃料であり、ATPの消費により筋肉中に乳酸がたまることで疲労します。 これが、人間が鉄棒にぶら下がり続けるだけで疲れる理由です。 しかし、貝などでは「contraction状態」で、ATPの消費量が低下する筋肉が存在します。

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