モロヘイヤ
モロヘイヤとは、中近東やアフリカを主産地とするシナノキ科の一年草で、
「モロヘイヤ」というのは、アラビア語の「王様の野菜」という意味です。
モロヘイヤは、エジプトでは古くから幼茎や葉を摘んで食用とされ、クレオパトラも常食していたと言われています。
モロヘイヤは、多少ヌメリがあり、わずかにほろ苦さがありますが、若い芽は柔らかくクセがないので生葉のままでも食べられます。
モロヘイヤの、ニンジンを上回るカロテンを効率よく摂るには、油を使った調理が好まれます。
モロヘイヤは、ケルセチンなどのポリフェノールや、
活性酵素の働きを抑える抗酸化成分のクロロゲン酸が豊富に含まれる野菜です。
また、モロヘイヤの栄養価を見ると、モロヘイヤの可食部分100g中、いずれも野菜類ではトップクラスの圧倒的な数字が並んでいます。
【 モロヘイヤ(生・100g)の栄養補充率 】
・カルシウム → 260mg
・リン → 110mg
・鉄 → 1mg
・カリウム → 530mg
・カロテン → 10000μg(840μgRE)
・ビタミンB1 → 0.18mg
・ビタミンB2 → 0.42mg
・ビタミンC → 65mg
・ビタミンE → 6.5mg
・食物繊維 → 5.9g
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