みつば
「みつば」とは、セリ科の多年草で、東アジアの湿地などに自生しています。
「みつば」は、分類上は緑黄食野菜ですが、日本のハーブの一つで、独特の香りと色が誘う食欲増進効果があります。
「みつば」は、江戸時代から野菜として栽培するようになり、促成栽培された「切りみつば」、
水栽培で葉柄10〜15cmで収穫する「糸みつば」、
畑で栽培して根付きのまま出荷される「根みつば」、の3種類の「みつば」があります。
ビタミン、ミネラルは「糸みつば」と「根みつば」の方が多いですが、カリウムは「根みつば」が一番です。
春に収穫された「根みつば」は、年中出まわっており、「切りみつば」よりもカロチン、鉄分が3倍、
カルシウムやビタミンCも2倍多く含まれており、香りが強く、味も良いです。
「みつば」には、ミツバエンやクリプトテーネンなど特有の香り成分が含まれ、食欲増進、消化促進に高い効果があります。
また、「みつば」の香り成分には、神経の興奮を鎮めて安眠を誘うほか、健脳効果もあるといわれ、イライラする時などに効果的です。
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