緑イ貝

緑イ貝とは、ニュージーランドにのみ棲息する、イガイ科の緑色の二枚貝で、ムール貝やカラス貝と同じ仲間です。 緑イ貝は、ニュージーランドの原住民マオリ族の間で、そのまま食用にされています。

原住民マオリ族は、この緑イ貝を“奇跡の貝”と呼び、「食べれば痛みが去り、体に春が戻ってくる」 といった意味の伝承歌があるほど、緑イ貝の薬効は古くから認識されていました。

緑イ貝には、優れた抗炎症作用があり、股関節形成不全の治療に、緑イ貝の抽出物が使われています。 また、緑イ貝には、グルコサミンなども含まれていますが、ω3系脂肪酸もたくさん含まれていることがわかっています。

ω3系脂肪酸には、魚油に含まれるDHA、EPAと、シソ油、エゴマ油などに含まれるαリノレン酸などがあります。 私たちは、ω3系脂肪酸のほとんどを、DHA、EPAがそのままの形で含まれている魚から摂っています。

動物はω3系脂肪酸を作ることはできませんが、植物は作ることができます。 緑イ貝は、植物プランクトンを食べて生きていますので、ω3系脂肪酸をたくさん含んでいます。

緑イ貝は、ω3系脂肪酸の中でもエイコサテトラエン酸(ETA)を多く含み、これはリポキシゲナーゼを阻害する作用が強くLTB4を減らします。

医療の現場で緑イ貝は、リウマチ前の患者の痛み改善に興味が持たれており、サプリメントの活用も期待されています。 また、緑イ貝は、ペットサプリメント市場では、すでに大きなシェアと実績があります。

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