マツホド

マツホド(松塊)とは、サルノコシカケ科の薬用キノコです。 マツホド(松塊)の菌核は、アカマツやクロマツなどを伐採してから3〜5年経過した切株付近で、 地下15〜30cmのところにある根に付着して形成されます。

マツホド(松塊)の菌核は不定の塊状で(大きいものでは径30cm)、外面は暗褐色から赤褐色、 内部は白色から淡紅色、質は固いがもろく、無味無臭でやや粘着性があります。

マツホド(松塊)は、1週間程度水に浸して、外皮が柔らかくなったら輪切りにして、 天日で乾燥させたものが漢方生薬のブクリョウ(茯苓)です。

ブクリョウ(茯苓)には、多糖類のパキマラン(β-1、3-グルカン)が主成分で、四環性トリテルペンカルボン酸のエブリコ酸、 エルゴステロール(ビタミンD前駆体)、アデニン(核酸関連物質)などが含まれています。

ブクリョウ(茯苓)は、利尿作用、抗潰瘍作用、血糖降下作用、交感神経の興奮作用、強心作用などがあり、 安中散、桂枝茯苓丸、八味地黄丸、四君子湯、啓脾湯、真武湯、十全大補湯など多くの漢方方剤に使われています。

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