ひまわり油

ひまわり油とは、ひまわりの種子から得られる半乾性油です。 ひまわり油は、種子を脱穀し、顆肉としたのちに圧抽採取します。 一般のひまわり油は、飽和脂肪酸が少なく、高水準の多価不飽和脂肪酸を含んでいます。

ですが、多価不飽和酸脂肪(主にリノール酸)の割合の低いひまわり油を作るために、油糧用のひまわりの種が改良され、 単価不飽和酸脂肪(主にオレイン酸)の割合が高い、ひまわり油も作られています。

ひまわり油の原油は色が淡く、精製がきわめて容易で精製損失は少く、ごく少量ですがロウ分を含み、 これが濁りの原因になるので脱ロウの必要があります。 また、ひまわり油を、白色塗料に用いた場合には黄変しないので、アルキッド樹脂のように改質して塗料にも使用されます。

ひまわり油はビタミンEも豊富で、調理用油として好んで用いられる他、マーガリンやショートニングに用いられます。 その他、ひまわりの種子を処理して得られるミルク状の栄養食品は、ひまわり乳と呼ばれ、牛乳、豆乳に次ぐ“第3の健康乳”として期待されています。

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