パイナップル
パイナップルとは、パイナップル科アナナス属の多年草の果実（集合果）で、原産地はブラジルです。
パイナップルは、肥大した花托部分を食用とし、ハワイ、マレーシア、オーストラリア、フィリピンなどの国で栽培されています。
パイナップルは、甘い芳香と、さわやかな酸味と甘味の果汁を多く含み、食物繊維を豊富に含んでいます。
パイナップルの主成分は糖質で、その大部分はショ糖です。パイナップルの酸味は、クエン酸とリンゴ酸によるものです。
パイナップルに含まれるビタミン類では、ビタミンＢ１が多く、１００ｇ中に０.０８ｍｇ含まれています。
パイナップルは、このビタミンＢ１とクエン酸の相乗作用で、
体内に溜まると疲労の原因となるピルビン酸や乳酸の分解を高め、疲労防止や回復に役立ちます。
また、パイナップルに含まれる「ブロメリン」というタンパク質分解酵素は、
肉や魚料理の後に食べると消化吸収を高め、下痢や消化不良を治す整腸作用があります。
その他、パイナップルは豚肉料理に用いると、硬い肉を柔らかくし風味を増す効果があります。
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