パパイヤ

パパイヤは、中南米原産のパパイヤ科の果樹で、 パパイヤは別名、「木瓜(もくか)」または「乳瓜(ちちうり)」ともいい、ハワイ種とマレー種があります。 パパイヤの幹は直立で、葉は先端部に集中して、その下に実をつけます。

パパイヤのハワイ種は、高さ20m、果実は楕円形で直径15cm前後です。 パパイヤのマレー種は、高さ5m位までで、実は大きく、直径20cmに達するものもあります。 完熟パパイヤは、生食やトロピカルドリンク、ジャム、シロップ漬けなどにされ、 未熟パパイヤは、料理に使われ、キュウリのように野菜として食べられています。

沖縄料理などに使われる未熟果の「青パパイヤ」には、タンパク質分解酵素である「パパイン」が豊富に含まれ、 肉を葉に包んで焼くことで「パパイン」が作用して、肉が軟らかく美味しくなります。 ですが、パパインは、熟す段階でどんどん使われていくので、完熟したパパイヤには、あまり含まれていません。

また、パパイヤには、穏やかな抗菌力があり、障害された局所の修復を促進する力があるので、 傷や火傷にはパパイヤの葉で包んだり、スライスした果肉を当てるなど、パパイヤは手当に使用できます。

パパイヤの薬用目的には、化粧品や入浴剤などに使われ、色白の清らかな美肌の形成の他、アトピー性皮膚炎にも外用剤として使われています。 パパイヤの原産地で利用されている様に、傷や火傷、虫刺されなどの他、皮膚の障害やトラブルに広く応用されています。

パパイヤの栄養成分としては、黄肉種の黄色色素であるクリプトキサンチンの含有量が多く、 クリプトキサンチンは、カロテンの一種で、体内でビタミンA(レチノール)に変わるプロビタミンです。

また、パパイヤの赤肉腫である「サンライズ・ソロ種」の場合は、リコピンが多いのが特徴です。 リコピンはビタミンAとしては働きませんが、呼吸器系の免疫力を高めて、発がん性物質を抑える効果があるといわれています。

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