パルミトオレイン酸

パルミトオレイン酸とは、イワシやタラ、ブリなどの魚類に多く含まれる不飽和脂肪酸のひとつです。 パルミトオレイン酸(POA)は、植物ではマカデミアナッツオイルに多く含まれています。

パルミトオレイン酸は、脳内の血管に入り込み、血管を丈夫にする働きがあります。 パルミトオレイン酸を摂取すると、血管内に効率よく取り込まれ、血管壁細胞の栄養源である脂質を補給します。 これにより、栄養をもらった血管は、血圧が高くなってもキズが付きにくく、出血が起きにくくなり、血管のキズがもとで血栓ができるのを防ぎます。

パルミトオレイン酸は、血圧そのものを下げる効果はなくても、血管を健康にする「第3の不飽和脂肪酸」として、 高血圧の人には必要な栄養素と言えます。 また、一価不飽和脂肪酸であるパルミトオレイン酸は、酸化されにくく、動物性脂肪のように動脈硬化を進めることもありません。

パルミトオレイン酸は、人間の皮脂のおもな構成脂肪酸でもあり、皮膚の細胞の再生・修復に関与し、 年齢を重ねるほど濃度が低下することから、老化に関係している脂肪酸と考えられています。

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