パラチノース
パラチノースとは、グルコースとフルクトースが、α-1.6結合したオリゴ糖です。
パラチノースは、スクロースに微生物の生産する転移酵素(α-グルコシルトランスフェラーゼ)を作用させてつくられます。
パラチノースは、上品な甘味(甘味度はショ糖の約半分)で、カロリーは砂糖と同じですが、
腸の消化酵素イソマルターゼの作用で、分解される速度が砂糖より遅いため、血糖値の上昇が緩やかになります。
パラチノースは脳の栄養としても、ゆっくり供給されるので、集中力の維持に有効といえます。
また、パラチノースは、常用しても虫歯になりにくいことがヒト試験で証明されています。
パラチノースを還元して作られた「還元パラチノース(パラチニット)」も、
カロリーが砂糖の約半分で、パラチノースと同じような性質があります。
パラチノースは、トクホ(特定保健用食品)の「虫歯になりにくい食品」の関与成分になっており、
シュガーレスガムなどの甘味料として利用されています。
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