ヒペリシン

ヒペリシンとは、ハーブの「セントジョンズワート」の有効成分の1つです。
「セントジョンズワート」は、オトギリソウ科オトギリソウ属の多年草のハーブで、和名は「セイヨウオトギリソウ(西洋弟切草)」です。

ヒペリシン(hypericin)は、鬱を起こす原因とされる「モノアミンオキシダーゼ」という酵素の作用を、阻害することが認められています。 また、ヒペリシンは、不眠症改善や老化防止に関わる、脳内ホルモンのメラトニンの活性を高める作用があります。

ヒペリシンは、脳内のセロトニン濃度を高めて、鬱状態を抑えると考えられており、 気分の落ち込み、不安、 不眠、無気力など、鬱の症状を軽減する作用があります。 ドイツでは、ヒペリシンは医薬品として認められています。 ですが、ヒペリシンは、医薬品と併用した場合、併用した医薬品の効果を減少させる場合や、 日光皮膚過敏症を起こすという可能性もあり、注意が必要です。

「セントジョーンズワート」の薬効成分で、ヒペリシン、ハイパーフォリンが、主に作用していると考えられています。 そのため、臨床試験に使われるセントジョーンズワートは、 「ヒペリシン0.3%以上、ハイパーフォリン0.3%以上」の基準が採用されています。 サプリメントや健康食品の購入の際は、ヒペリシンとハイパーフォリンの含有量が0.3%以上のものを選びましょう。

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