ハタケシメジ
ハタケシメジとは、キシメジ科のキノコで、学名は「Lyophyllum decastes」です。
ハタケシメジは、「香りマツタケ、味シメジ」と言われるように、ホンシメジに勝るとも劣らない美味しいキノコです。
ハタケシメジは、多くのキノコが森や林だけに自生するのに対し、
道端や畑のあぜ道、草地や庭園など、人里にも顔を出すことに因んで「ハタケシメジ(畑占地)」という和名がついたようです。
ハタケシメジの傘の表面の色は、黒褐色から紫褐色、灰褐色と変化に富み、表面には白いかすり模様があることが多いです。
ハタケシメジの裏側は、灰白色で細かいヒダがあり、株の根元は菌子束となって伸びます。
ホンシメジはマツタケの様に、土中の生きた根に共生する菌根菌であるのに対し、
ハタケシメジは、土中に埋もれて腐朽の進んだ木片に繁殖する腐生菌としての性質を持っています。
ハタケシメジの人工栽培においては、「王子製紙の森林資源研究所」が、世界で初めて人工栽培による商業生産に成功しました。
また、王子製紙株式会社では、ハタケシメジの「栽培法に関する特許」、「粉末化する特許」を取得しています。
ハタケシメジを原料とする健康食品は、キノコ系の健康食品としては珍しく、熱湯抽出を経た後に粉末化されます。
ハタケシメジ健康食品は、抽出されることで成分が濃縮され、ハタケシメジを料理で食すよりも効率的に機能性成分を摂取できます。
ハタケシメジは「日本食品成分表」に掲載されており、成分も詳しく明記されています。
ハタケシメジの主な成分は、カリウム、リンなどのミネラル類、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、パントテン酸、
多糖類のβ-1.3、β-1.6をはじめとする、βグルカンやアルギニンが豊富に含まれています。
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