反鼻

反鼻とは、蝮(マムシ)の皮と内臓を取り除き、乾燥したものをいいます。
反鼻(はんぴ)は、古くから強壮強精・新陳代謝の良薬として、漢方では強壮・解毒作用など、 酒に漬けて、全身の衰弱や内臓機能の衰え・できもの・しびれ・脳卒中後の麻痺・痔疾などに用いられています。

反鼻(はんぴ)の有効成分には、強心作用、血球数および血色素を増加させる作用があることがわかっています。 民間療法では、蝮(マムシ)黒焼きや蝮(マムシ)酒にして、疲労回復や冷え性などに用いられています。

薬酒で反鼻(はんぴ)を服用すると、反鼻(はんぴ)内のアミノ酸などの様々な有効成分が、 アルコールによって効率よく抽出され、吸収されやすくなる利点があります。

反鼻(はんぴ)の栄養成分を他の食品と比較すると、タンパク質は牛肉の3倍以上もあり、 アミノ酸もタウリン、メチオニン、チロシン、グルタミン酸などが豊富に含まれています。 ミネラル類ではカルシウムが生カツオの50倍、リンが60倍、鉄が4倍というのが目立って多いところです。

また、蝮(マムシ)はアミノ酸が豊富で、特に体内合成できない必須アミノ酸が8つも含まれています。 蝮(マムシ)の体油は動物性脂肪でありながら、不飽和脂肪酸のリノール酸が多く含まれ、 コレステロールを抑制し高血圧を予防するのに好適です。

蝮(マムシ)の筋肉と臓器の中に、生理活性ペプチド(アミノ酸結合体)が含まれ、その中のアラニールヒスチジンは微量で末梢血管を拡張し、 血流増進、血圧降下、心臓搏動数の正常化に優れた効果を発揮します。 さらに、内分泌腺を刺激してホルモン分泌を活発にする作用もあります。

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