【　ハナビラタケ　】

ハナビラタケ

「ハナビラタケ」とは、ハナビラタケ科ハナビラタケ属の大型のキノコです。
「ハナビラタケ（花びら茸）」は、北関東から北海道の亜高山地帯（海抜１０００ｍ以上）に分布しています。 また、「ハナビラタケ（花びら茸）」は、自然に生える量が非常に少ない為、「幻のキノコ」と呼ばれています。

「ハナビラタケ（花びら茸）」の色は、淡黄色から白色であり、 成長すると葉牡丹のような形状になることから「ハナビラタケ（花びら茸）」と呼ばれています。 「ハナビラタケ（花びら茸）」は、カラマツやアカマツを初めとする、 ヒメコマツ、ゴヨウマツ、コメツガなどの針葉樹の根もとや切り株に発生します。

「ハナビラタケ（花びら茸）」は、特にカラマツ林に多く、食用になるため、 地域によっては「からまつまいたけ」と呼ばれています。 「ハナビラタケ（花びら茸）」は、調理用食材としても比較的美味しく、薄いながらも肉質が柔軟で弾力に富めため、 炒めても、揚げても、煮てもコリコリ感が残る程の食材です。

「ハナビラタケ（花びら茸）」の特徴は、β-グルカンの中でも抗腫瘍作用が期待されている、 β-（１→３）Ｄグルカンが豊富に含まれていることです。
「ハナビラタケ（花びら茸）」のβ-（１→３）Ｄグルカンの含有量は、他のキノコに比べて、数倍もの量が含まれています。

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