フコース
フコースとは、褐藻類の中に含まれる糖鎖栄養素のひとつです。
フコースは六炭糖の単糖で、主成分が硫酸化フコースである糖鎖の総称です。
フコース(fucose)の名前の由来は、褐藻類の「ヒバマタ」という海藻の英語名である「fucose(フコース)」から来ています。
フコースは、自然界では海藻類に含まれる多糖の「フコイダン」の構成糖として存在しています。
海藻には、褐藻類、緑藻類、紅藻類などがあり、褐藻類にフコイダンが多く含まれています。
このフコイダンは、モズク、ワカメ、昆布などの海藻類独特のネバネバした成分です。
フコースは生体内で、ガラクトースやマンノースと共に、糖鎖を構成する糖として存在し、血液型の決定などにも関与しています。
また、フコースは免疫系に重要な働きをし、癌の成長や転移の阻害、気道感染症の治療などにも役立っています。
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