バイオブラン
バイオブランとは、大和薬品(株)の独自の特許製法によって創出された機能性食品素材で、
米糠(米ぬか)に約5%含まれている水溶性食物繊維(ヘミセルロースB)を主な原料とし、
生体防御作用を有する食品として開発、製造された「植物性多糖加工食品」です。
米糠(米ぬか)の水溶性食物繊維(ヘミセルロースB)は、アラビノースとキシロースを構成糖とするアラビノキシランが主な成分であり、
食物繊維の中でも構造が複雑で分子量が比較的小さいという特徴をもっていますが、免疫賦活などの作用は認められませんでした。
しかし、水溶性食物繊維(ヘミセルロースB)を、大和薬品独自のシイタケ菌(DAIWA−A95菌)の菌糸の培養によって得られた炭水化物分解酵素複合体で、
部分的に加水分解すると、免疫調節作用を有する物質に変化することが明らかになりました。
これが、米糠(米ぬか)アラビノキシラン誘導体であり、バイオブランの主成分です。
したがって、バイオブランは、天然に存在するアラビノキシランやアラビノキシランを含有する素材とは異なり、
大和薬品(株)独自の製法によって創出された機能性食品素材です。
水溶性食物繊維(ヘミセルロースB)を主な原料とするバイオブランは、デンプンや食物繊維と同様に多糖類に分類されます。
デンプンは、唾液、腸液、腸液で消化された後、ブドウ糖として小腸から吸収され、食物繊維は消化・吸収されずにそのまま体外に排出されます。
一方、バイオブランはデンプンや食物繊維とは異なり、消化を受けずに小腸に達し、
そのままの形態を維持したまま腸管吸収され、一部が血中へ移行するという特性が確認されています。
すなわち、バイオブランの働きは、血中で直接、回腸でのパイエル板の刺激を介して、生体のNK細胞、リンパ球(T細胞、B細胞)、マクロファージを活性化し、
免疫調整(免疫賦活、抗炎症、抗アレルギー、抗酸化等)するものと考えられます。
この様に、バイオブランは複雑な経路をたどり、自然治癒力の強化、化学療法剤副作用の軽減、QOLの改善に寄与しています。
バイオブランの研究開発者でもある、アメリカの免疫学者「マンドゥ・ゴーナム」理学博士(米国UCLA/Drew医科大学教授)は、
NK細胞とガン、ストレス、老化等の分野における研究では世界の第一人者で、発表した論文は200以上にもなります。
また、2002年には、免疫学における貢献が認められ、イギリスの「International Biographical Centre」から
「INTERNATIONAL SCIENTIST OF THE YEAR 2002」の一人に選ばれました。
大和薬品(株)の「バイオブラン」は、日本をはじめアメリカ、ヨーロッパ各国など、9カ国で製法特許を取得。
幅広いエビデンスを蓄積し、バイオブランの製造工程においても、ISO・HACCP認証を取得していることから、
日本発の確かな機能性食品としての地位を確立し、バイオブランの世界販売実績も49カ国に達しています。
試験項目 | 規格 |
---|---|
性状 | 淡褐色の粉末 |
水分 | 8%以下 |
たんぱく質 | 8〜15% |
灰分 | 5〜10% |
炭水化物 | 65〜80% |
ひ素(AS2O3として) | 3ppm以下 |
重金属(Pbとして) | 20ppm以下 |
一般生菌数 | 3×103個/g以下 |
大腸菌群 | 陰性 |
保存方法 : 吸湿性が高いため、高温多湿を避けて密封保存してください。
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