ピーマン
ピーマンとは、熱帯アメリカを原産とするナス科トウガラシ属の野菜で、
唐辛子を品種改良し、辛みをなくして大型にしたものです。
ピーマンの色には、緑、赤、黄、橙、紫などがあり、総称してカラーピーマンとも呼ばれています。
よく食べられているピーマンは中型で緑色の青ピーマン(緑種)で、青ピーマンは栄養的に、トマトに匹敵するカロテン含有量があり、
レモン果汁の2倍〜3倍近くにも達するビタミンC(緑種76mg、赤種170mg、黄種150mg)が豊富に含まれています。
さらにピーマンには、抗酸化物質のビタミンPが含まれ、
ピーマンは組織がしっかりしてるので、熱に弱いビタミンCが加熱しても壊れにくく、調理、保存による損失が少ないです。
ピーマンは、発汗によって失われるビタミンCの補給に効果的なため、夏バテの解消によく、
紫外線による色素沈着でシミなどができるのを防ぎ、さらに肌の若返りを促してくれます。
加えてピーマンには、高血圧や動脈硬化を防ぐ効果もあり、
青い野菜に豊富に含まれる葉緑素(クロロフィル)は血液の高コレステロール化を防いでくれます。
また、ピーマンを常食していると、白内障予防などに有効ともいわれています。
赤ピーマンは、緑ピーマンに比べビタミンCやカロチン含有量が多く、
赤ピーマンの赤色の色素には、唐辛子と同じ辛味成分のカプサイシン様物質も含まれています。
カプサイシンは抗酸化物質としても有用で、体脂肪の分解を促してエネルギー消費を促進する作用があることから、
痩身効果や抗酸化作用があり、ガンの予防にも効果があります。
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