ビール酵母

ビール酵母とは、麦汁(ばくじゅう)を発酵させる時に使われる酵母です。 ビール酵母は、麦汁(ばくじゅう)の中の糖分を、アルコールと炭酸ガスに分解してビールを作り出します。 そして、ビール酵母の種類や働き方の違いがビールの微妙な香味の違いをも生みだします。

ビールの醸造に使われる酵母は、サッカロミセス属(Saccharomyces)の単細胞微生物で、発酵槽でホップを加えた麦汁に入れると、 麦汁の糖分(麦芽糖)をアルコールと炭酸ガスに変えて、ビールを造り始めます。 この過程で、アミノ酸やビタミン、核酸などの栄養素が、酵母の中で大量につくられます。

そして、発酵が終わり、発酵槽の底に沈殿した酵母を取り出し、洗浄して乾燥させたものが「ビール酵母」です。 ビール酵母は、ビール1L当たり約1g得られます。 ビール酵母に含まれる栄養成分は、アミノ酸が約50%、食物繊維が約30%、ビタミン、ミネラル、核酸などが含まれています。

ビール酵母のアミノ酸は、必須アミノ酸を中心に18種類、ビタミン類は、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12、 ナイアシン、パントテン酸、葉酸など、ビタミンB群が豊富です。 ビール酵母のミネラル類では、カリウム、リン、カルシウムが多く含まれています。

ビール酵母が含む豊富な栄養成分は、胃腸症状の改善に効果があります。 また、ビール酵母は、食物繊維を多く含み、栄養補給効果が高いことから、 ダイエット食品や健康食品素材としても広く利用されています。

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