バナバ茶
バナバ茶とは、ミソハギ科の常緑高木「バナバ(banaba)」の、長径20〜30cmの楕円形で肉厚の葉を乾燥させたもので、
フィリピンでは、糖尿病、肥満予防、利尿作用など、古くから民間伝承薬として愛飲している健康茶です。
バナバは、和名を「オオバナサルスベリ」といい、フィリピン、インドネシア、タイ、インドなど、熱帯、亜熱帯地方に広く分布しています。
その中でも、フィリピン産のバナバの葉は、肉厚で質も風味も最高と言われています。
フィリピンでは、自国の薬用植物の活用を、保健政策として推進しているところから、薬学的研究や臨床試験への取り組みも熱心で、
バナバを医薬用植物に指定し、積極的に農園栽培を実施、バナバの産出量を拡大しています。
バナバ茶は、痩身、解熱、潰瘍、便秘などへの効用もあり、血糖値を下げる働きを持つ有効成分が確認されています。
バナバの葉には、他の茶葉には見られない「コロソ- ル酸」が含まれています。
このコロソ−ル酸が、ブドウ糖輸送体に作用し、血糖値を下げる役目を果たします。
バナバ茶は、利尿作用を促し、血管や体内に堆積した腐敗物を徐々に排出して、新陳代謝をの働きを良くします。
それにより、血液が運ぶ酸素や栄養が各臓器に行き渡り、衰退した臓器の自己回復を促します。
バナバ茶に含まれる成分は、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、といったミネラルが多く、バナバ茶葉100g中に亜鉛は53.3ppm、
バナバ茶葉100g中マグネシウムは0.6gと、ミネラルバランスに優れています。
また、バナバ茶には、カフェインは含まれず、亜鉛のコレステロール沈着抑制作用、
マグネシウムの血糖消費促進効果、カルシウムの血圧降下作用など、バナバ茶は栄養補給に最適な健康茶です。
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