菜種油

菜種油とは、アブラナ科のアブラ菜の種子(ナタネ)から、圧抽または圧搾法によって採油される食用油で、 脱臭しない菜種油(ナタネ油)は特徴的なからし様の臭いがあります。

油脂名称関係用語の「赤水」とは、一般的には軽度に精製した菜種油(ナタネ油)を指します。 菜種を炒ってから搾油し、湯洗いした後、乾燥(水分の除去)したもので、菜種油(ナタネ油)独特の風味を残した赤い色をした油のことです。 主に油揚げ用に使用されます。

日本で菜種油(ナタネ油)は、大豆油に次いで需要量・生産量が多い植物油です。
菜種油(ナタネ油)の原料の菜種(ナタネ)は、カナダで品種改良されたキャノーラ種が使われており、ほぼすべてが輸入されています。

菜種油(ナタネ油)は、クセのないあっさりとした風味で加熱にも強く、サラダ油や天ぷら油に精製され、 ドレッシングや炒め物、揚げ物などさまざまな料理に使われています。

菜種油(ナタネ油)の脂肪酸組成は、一価不飽和脂肪酸のオレイン酸が半分以上(62.7%)を占め、植物性油脂の中ではオリーブオイルに次ぐ含有量です。 オレイン酸は血中コレステロールを減らし、動脈硬化を予防する働きがあります。 この他、菜種油(ナタネ油)は多価不飽和脂肪酸のリノレン酸やビタミンEも多く含んでいます。

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