苦瓜
苦瓜とは、ウリ科の蔓性一年草で、正式和名は「蔓茘枝（ツルレイシ）」です。
苦瓜（にがうり）は、沖縄ではゴーヤ、またはゴーヤーと呼ばれています。
苦瓜（にがうり）は、ビタミンＣの宝庫で、夏バテ防止や健胃効果に優れ、沖縄料理には欠かせない野菜です。
苦瓜（にがうり）は、味にも特徴があり、“苦み”が売りの野菜です。
苦瓜（にがうり）は、昔から「邪熱を除き労乏を解き、心を清め目を明らかにする」といわれ、清熱・消熱の機能性野菜として食べられてきました。
医食同源をモットーとする薬膳にも、苦瓜（にがうり）は清熱・消暑の目的に使われています。
苦瓜（にがうり）の栄養成分は、ビタミンＣの含有量が多く、グレープフルーツの約２倍もあります。
苦瓜（にがうり）の豊富なビタミンＣは、夏バテ予防や夏の日射しから肌を守る野菜としても強い味方です。
その他、苦瓜（にがうり）には、カロテン、カリウムやリン、鉄、カルシウムなどのミネラル類もバランスよく含んでいます。
また、苦瓜（にがうり）には、ペプチド類やサポニン、が含まれています。
苦瓜（にがうり）の果皮に含まれる苦味の成分、モモルデシチン、チャランチン、ククルビタシンは、血糖降下作用や抗ガン作用の面でも注目されています。
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