根昆布
根昆布とは、昆布の根元寄りの部分を指す呼び方で、
葉や茎よりも細胞分裂が盛んで、成長が早く、昆布の中では一番老化しにくい部分です。
根昆布(ねこんぶ)は昆布の他の部分より、カルシウムやカリウム、ヨウ素などを多く含み、
ヌメリ成分である食物繊維のアルギン酸やフコイダンなど、機能成分の宝庫です。
根昆布(ねこんぶ)には、昆布の葉に比べて栄養素がより豊富に含まれていますが、硬いうえに付着物もあって食べにくい面があります。
そのため、根昆布(ねこんぶ)そのものの乾燥品の他に、根昆布(ねこんぶ)を健康食品として加工・成形し、
根昆布(ねこんぶ)エキスを粒状化した根昆布(ねこんぶ)製品などがあります。
根昆布(ねこんぶ)の効用としては、根昆布(ねこんぶ)に大量に含まれるカリウムが、
ナトリウムによる血圧上昇を抑制するため、高血圧を予防します。
また、脳卒中を起こしやすいネズミに、昆布粉を餌として与えたところ、まったく脳卒中を起こさなかったという報告があります。
根昆布(ねこんぶ)のヌメリ成分のアルギン酸は、コレステロールを包み込んで吸収を阻害する作用と、消化液の胆汁酸が再吸収されるのを防ぐ作用
(胆汁酸はコレステロールが原料なので、再吸収されなければ血中コレステロールが消費されます。)によって、
結果的にコレステロール値の低下させます。
根昆布(ねこんぶ)には、新陳代謝の促進に役立つヨウ素が含まれており、エネルギー代謝を高め脂肪がつくのを予防します。
また、根昆布(ねこんぶ)には、食物繊維としての機能から腸の働きを活発化させ、便秘を改善することが確認されています。
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