なずな

なずなとは、アブラナ科の越年草で、道端や土手など日当たりのよい場所に生えています。
なずな(薺)は、果実が三味線の撥に似ているので「三味線草(シャミセングサ)」や、風に揺れたときの音から「ペンペン草」ともいわれます。 なずな(薺)は、春の七草のひとつとして、古くから邪気を祓い万病をさけるという七草粥の風習にはかかせないものです。 なずな(薺)の春の若苗は、茹でておひたし、あえものなどにします。また、なずな(薺)を生のまま薄くころもを付けて揚げた、なずな(薺)の天ぷらもオススメです。

なずな(薺)はカロテンの含有量が多く、なずな(薺)100g中に5200μg(430μgRE)と、野菜類の中でも特に多く含んでいます。 また、なずな(薺)はビタミンC(110mg)はレモン以上であり、ビタミンK(330μg)や葉酸(180μg)も多く含んでいます。 ミネラル類ではカルシウムが多く含まれ、なずな(薺)は全草が薬草としても利用されます。

なずな(薺)を天日干しにして作ったお茶「なずな茶」は、カリウム、サポニンなどの効用によって、利尿作用、便秘改善、高血圧予防に優れ、 古くからそれらの症状の特効薬として利用されてきました。 その他、「なずな茶」には、ジオスミンによる生活習慣病の予防や、コリン、フマール酸の止血作用などがあります。 ですが、「なずな茶」には子宮収斂作用があるため、妊娠中の妊婦の方は飲むことを控えてください。

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