ナットウキナーゼ

ナットウキナーゼとは、フィブリンタンパク質(血栓の原因となるタンパク質)を分解(溶解)する血栓溶解酵素です。 1980年代に、フィブリンタンパク質を分解(溶解)する酵素を「ナットウキナーゼ」と名付けました。 ナットウキナーゼは、原料の蒸し大豆には含まれておらず、納豆菌による発酵の過程で生成され、納豆のネバネバ部分に存在しています。

病院にて使用される代表的な血栓溶解剤に、ウロキナーゼという医薬品があります。
ウロキナーゼは、血液の凝固塊が血管を塞ぐことで発症する脳血栓症や、末梢動静脈血栓症の治療に用いられます。 ナットウキナーゼを含む納豆1パック(50g)には、ウロキナーゼに匹敵する効果があるといわれます。

ナットウキナーゼの働きは、血栓の主成分であるフィブリンに直接働きかけ、分解(溶解)する作用です。 また、ナットウキナーゼには、身体の中の血栓溶解酵素であるウロキナーゼの前駆体「プロウロキナーゼ」を活性化作用があり、 血栓溶解酵素プラスミンを作り出す組織「プラスミノーゲンアクチベーター(t-PA)」の量を増大させる作用もあります。

その他、ナットウキナーゼは、血栓を溶けにくくする血栓溶解阻害物質PAI-1 を分解する作用や、 オイグロブリン溶解時間の短縮作用があり、血栓溶解活性の増強作用があることがわかっています。 また、ナットウキナーゼには、血圧降下作用があることも確認されています。

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