なす
なす(茄子)とは、原産はインドで、日本へは7〜8世紀に伝えられたと考えられています。
なす(茄子)は、日本各地で古くから栽培され、 各地に固有の品種があります。
代表的なもので、中茄子、小茄子、丸茄子、米茄子、長茄子などの種類があります。
夏野菜は一般に体を冷やす作用がありますが、なす(茄子)は特にそれが強く、のぼせや高血圧には抑制的に作用するので効果があります。
ですが、なす(茄子)を食べすぎると、腹痛や下痢を起こしたりする場合があるので、なす(茄子)の食べすぎには気を付けましょう。
なす(茄子)の皮には、紫黒色の色素のアントシアニンが含まれています。
アントシアニンはブルーベリーや赤紫蘇、紫キャベツなどに含まれる色素成分で、血管を保護しガンを予防する効果がある成分です。
また、一般になす(茄子)のアクと呼ばれるクロロゲン酸は、抗酸化成分のポリフェノールが含まれ、動脈硬化の予防などの作用があります。
なす(茄子)を高脂肪食品と一緒に摂ると、血中コレステロール値の上昇を抑える効果があります。
また、なす(茄子)に含まれるアルカロイド類が、ガン細胞の増殖を抑えるという報告もあります。
農水省食品総合研究所が行った研究によると、なす(茄子)やホウレン草、ブロッコリーなどの抽出液を使って、
発ガン物質に対する抑制効果を測定したところ、最も高い抑制率を示したのは、なす(茄子)だったという結果があります。
この他、なす(茄子)の民間療法的な使い方としては、なす(茄子)全体、又はヘタを中まで真っ黒に焼き、
すり潰したなす(茄子)の粉は、口内炎や舌のただれに塗ると効果があるとされ、塩を混ぜて歯槽膿漏の予防に使われたりしています。
Pickup Amazon!
スポンサーリンク
健康食品・栄養食品・美容用語インデックス
► 【 健康食品 あ行 】 | ► 【 健康食品 は行 】 |
► 【 健康食品 か行 】 | ► 【 健康食品 ま行 】 |
► 【 健康食品 さ行 】 | ► 【 健康食品 や行 】 |
► 【 健康食品 た行 】 | ► 【 健康食品 ら行 】 |
► 【 健康食品 な行 】 | ► 【 健康食品 わ行 】 |