わさび
わさびとは、日本原産の香辛料で、アブラナ科の多年草です。
わさび(山葵)は、アオイ(葵)に似た葉を持ち、肥大した円柱状の茎に上品な辛味があります。
わさび(山葵)の育つ環境は厳しく、年間の水温が8℃〜15℃の山間の渓流水や湧水などの清流でしか生息しません。
わさび(山葵)は、最良品とされる青茎種、赤茎種、白茎種などがあり、葉や葉柄にも特有の辛味と風味を持ち、すべての部分が食用に利用できます。
わさび(山葵)の刺激性の辛味成分は「シニグリン」というカラシ油配糖体で、そのままでは辛くありませんが、
擂り潰すと加水分解して「アリルイソチオシアネート」が生じ、これが辛味の素となります。
また、わさび(山葵)に含まれている「スルフィニル」という成分は、強力な毒消しのある成分で、
正式名称は「6-メチルスルフィニルヘキシルイソチオシアネート」といい、
わさび(山葵)をすりおろしたり切ったりして細胞が壊れ、くっついていたブドウ糖と別れて生成されます。
わさび(山葵)の「スルフィニル」の主な健康効果として、解毒酵素の活性化、活性酸素除去、ガン細胞増殖抑制、
抗菌作用、抗ピロリ菌作用などがあります。
わさび(山葵)の辛味成分は揮発性が高いので、時間が経つと気が抜けてしまいますが、この時にビタミンCを加えると辛味が復活します。
また、わさび(山葵)の辛味には、殺菌力や消臭性があるので、寿司や刺身などの生魚とは、相性がとても良い食材です。
Pickup Amazon!
スポンサーリンク
健康食品・栄養食品・美容用語インデックス
► 【 健康食品 あ行 】 | ► 【 健康食品 は行 】 |
► 【 健康食品 か行 】 | ► 【 健康食品 ま行 】 |
► 【 健康食品 さ行 】 | ► 【 健康食品 や行 】 |
► 【 健康食品 た行 】 | ► 【 健康食品 ら行 】 |
► 【 健康食品 な行 】 | ► 【 健康食品 わ行 】 |